もどり夏

台風のあとのすがすがしさ、生きている喜びを全身で感じることができます。度がすぎると大変なことになります。自然のさじ加減はまことに微妙なもの。人間はなすがまま。

 ここ2カ月ほど実家を行き来してちょっと慌たゞしかったので、嵐の後のこの夏日は鈍った感覚をシャッキリ気づかせてくれます。父の体調が安定し、気持ちも少し上向きになったような気がして洞窟を抜け出したかな。油断はできませんから手放しでは安心できませんけれどね。

 怪我の功名か、何年も冷戦状態だった姉とまた昔のように温かい交流が復活しました。これもどれほど私の人生に勇気と希望、真の平和が訪れたかしれません。神様、仏様、ご先祖さまに手を合わさずにはおれません。

 曇りのない晴れやかな天気は、そんなことまで私たちに与えてくれるらしいです。

 ずっと先の未来も大切。私たちが普段必要な範囲はちょっと先、くらいまでがちょうどいいんじゃないかな。2、3日先、長くて1週間くらい。それ以上は心配と不安にかわる。

 今日この日はここにあります。今、自分が「しあわせだな」と感じることが実は一番大切だろうと、やっぱり思うわ〜。だから感謝できるんでしょうね。

 いま平和に過ごしています。ありがとう。